ALFAについて

ALFAとは?

超短パルスレーザー光の高強度化により、アト秒領域の光パルスの発生が可能になり、物質系の極限的に短い時間応答を調べることができるようになりました。

今、アト秒科学と呼ばれる物質科学と生命科学を含む広い基礎研究の領域が開かれようとしています。そして、究極の時間応答を持つデバイスの開発などのへの応用に期待が高まっています。

アト秒レーザー科学研究コンソーシアム(COAST)では、国内外の研究者がアト秒領域のパルス光を活用し、基礎および応用分野の研究を推進する場として、アト秒レーザー光源を備えた「アト秒レーザー科学研究施設」(ALFA: Attosecond Laser Facility)を建設することを目指しています。

目的

  • 最先端のアト秒パルスを広い分野の物質科学・生命科学研究者に提供
  • 物質内の電子運動の実時間観測と制御
  • 化学反応などの物質変換の根源の解明
  • 新たな材料開発によるイノベーションの創出

ALFA の構想は、2014年に、日本学術会議のマスタープラン2014「重点大型研究計画」として採択され、さらに文部科学省の「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想」のロードマップ2014に掲載されました。それを受けて、東京大学からの概算要求を行われ、平成29年度から、「アト秒レーザー科学研究コンソーシアム」の設立が認められました。そして、ALFAの設立のための環境整備と利用研究者コミュニティーの構築に向けた作業が始まりました。

大型施設のマスタープランおよびロードマップについては、2017年に再度、日本学術会議と文部科学省において審査が行われました。その結果、ALFAは「設置をすべき優先度の高い大型施設」として、マスタープラン2017に採択され、7月末にロードマップ2017に掲載されました。

COASTでは、東京大学超高速強光子場科学研究センター(CUILS)が中核となり、理化学研究所、慶應義塾大学、電気通信大学、分子科学研究所との連携のもと、ALFAのプロジェクトの準備が進められています。学内ではフォトンサイエンス研究機構(IPST)、光量子科学研究センター(UT-PSC)、および物性研究所と、そして、学外では強光子場科学研究懇談会(JILS)および先端光量子科学アライアンス(APSA)と連携しています。